根の多い場所での引き釣り仕掛け

 最近よく根掛かりする場所でのキスの引き釣りをしています。その際に即興で作った仕掛けが結構いい具合なのでメモがてら記事にしてみました。

  参考程度にこの仕掛けを用いる釣り場の状況です。

 天秤だとよく引っかかる。力糸から切れる場合も少ないがある。針が曲がったり切れたりは、よくある。キスの連掛けは難しく2匹ぐらいが多い。4色以上投げると必ず引っかかり錘もしくは力糸から先がさよならする。キスの型は平均的によく、ピンギスはいない。が20cmオーバーは少ない。

 メモもええとこのメモで申し訳ない…(ナス型錘は8号です)。

 直近で使っていた仕掛け全容です。非常にシンプルな完全誘導仕掛けで全長も短くなっております。 この仕掛けにしてから力糸から切れることもなく、針もほとんど根掛かりしなくなりました。

 この仕掛けの醍醐味はなんといっても感度の良さ！どんなアタリも見逃しません。そんなに大きくないキスでも引ったくられます。

 この仕掛けは一本仕掛けなので数釣りには向きません。1匹を静かに釣るほうが向いています。基本的に送りこませて釣ります。ですがキスのいきなり引ったくるアタリに対しては、割と早めに合わせたほうが乗りはいいと感じています。餌はイシゴカイ。アオイソメでもやってみましたが、イシゴカイより餌持ちが悪くすぐ取られてしまうことが多かったので、今は殆ど使ってません。

 天秤をロストしてあと高価な半誘導とウッドシンカーしかない時に、車に放置してあった、ナス型錘と夜行玉で作った即興物なので、改善点がたくさんあります。

①竿の選定

 たまたま持ってきていたトーナメントサーフtⅡを使っていました。20号、385ぐらいがもっと楽しく、取り回しよくできるかな。

②ラインを細くする

 私がこの仕掛けを使う場所は主に川筋で、流れに乗せて仕掛けを漂わせたい。つまり道糸を細くする？でもあまり細すぎると根掛かりしたときが怖いので0.8か1号くらいが限界？ハリスも同様ですが、時にキビレやセイゴなんかもアタックしてくるので、ある程度は欲しい。根掛かりの時は針だけ切れるのが望ましい。仕掛けを漂わせる点ではナイロンの方が有利か。しかし天秤を使わないので絡みが増えるかも

③錘

 漂わせるなら軽いほうが良いが、飛距離の面ではやはり重いほうに分がある。現在のラインで8号錘なら3色半が限界。十分な気がするが、4色手前で落とすのが理想なので10号を試したい。錘がいつも使っている25号や23号と比べてすごく軽いので底の状況が分かりずらい。そこでウッドシンカーを試してみたい。高価になってしまうが、試す価値はありそう？てか10号のウッドシンカーってあるのだろうか？自作？

④針

 数多のキス針があるが正直よく分からない。普段引き釣りではアスリートキスをよく使用しています。置き竿では大ギスのmやLを使っているので、sを使ってみるのも面白そう。ただやはり軸の太さがネックだ。吸い込みがよくて、キビレやセイゴに耐えられ、根が荒い場所でも掛性能を維持する針。これだ(そんなのあるのかなw) 今の課題

 針数も出来れば増やしたい。通常より間隔を狭くした仕掛け考案中。

⑤クーラー

 これは仕掛けと関係ありませんが、一応。静かに釣れるこの仕掛けですが、同じところで粘るより移動して行った方が釣れます。その時に大きなクーラーだと移動しにくく、置き場所にも困ります(私がやる場所は草がボーボーで置きにくい場所が殆ど)。そんな数は釣れませんし、大物が釣れた時は、もう一個大きめのクーラーを車に忍ばせといて、そこへ収納したら大丈夫かな？そんな大物釣ったことないですが。

こんなところでしょうか。いつも以上に読みにくい記事で申し訳ないです。

 たまにはこういう釣りも良いものです。